【ミネラルの概念】 |
語源は、鉱山、鉱石などの意味を持つmineから。 |
元素elementと重複しているが、すべてではない。 |
タンパク質、糖質、脂質の構成のメインとなっている酸素・炭素・窒素・水素 |
などの元素は、ミネラルとは呼ばない。 |
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【必須ミネラル】 |
その元素が体内から不足したことで欠乏症が生じても、その元素を補う |
ことで回復されるもの。現在、29種類。 |
これらに、1999年 栄養所要量改定で、許容上限摂取量が決められた。 |
つまり、現代では撮り過ぎる心配もあるということ。偏りも。 |
その他のミネラルは、非必須ミネラル。 |
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さらに、必須ミネラルは、主要と微量に分類できる |
【主要ミネラル】 |
1日100mg以上必要とするミネラル |
カルシウム・マグネシウム・リン・カリウム・ナトリウム・硫黄・塩素 |
【微量ミネラル】 |
1日100mg以下必要とされるミネラル |
鉄・銅・ヨウ素・マンガン・セレン・亜鉛・クロム・モリブデン |
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【ミネラル摂取の注意点】 |
ミネラルは、水に溶けやすい性質があるものが多いので、焼いたり炒めて |
食べる。 |
煮た場合は、煮汁も取る。 |
白米、精白等で失われやすいので、玄米・黒糖などの利用。 |
発汗の多い夏、仕事に従事している場合は、損失が大きいので、ミネラル |
ウォーターの摂取。但し、この夏 話題ににもなったように、汗で塩分が失 |
われることに配慮して、ナトリウム補給のスポーツドリンクがお薦め。 |
主要ミネラルには似た性質のものがある。バランスを、念頭にいれ正しく |
摂取。 |
カルシウム2に対してマグネシウムは1が理想。 |
これが逆転すると、虚血性心疾患になり、命の危険に直結です。 |
ダイエットのため、食事を制限し、それをサプリメントで補うのは、やめた方が |
賢明。その場合は、自己判断せずに専門家のアドバイスが必須です。 |
大切なのは、まず 食品で摂る事だと思います。 |
食品で、取れるミネラルは、こちらの表を参考にしてください。 |
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ベースとなるサプリメントと、飲み合せが、大切ですと言いました。 |
ベースサプリメント |
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日常生活に必要なベーシックな栄養素を補う。 |
備えあれば憂いなしのココロですね。 |
ヘルスサプリメント |
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気になる部分をサポートする栄養素を補う。 |
肩こりや、薄毛、視力低下、不眠、精力減退・・・・ |
ビィーティーサプリメント |
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美容に必要な成分を補うサプリメント。 |
肌トラブル、肥満、体臭・・・・・ |
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ベースサプリメントとは、マルチビタミン、マルチミネラルを指します。 |
ビタミンは、人間の体の中で作り出すことができません。 |
モルモットもそうだったと思います。犬や猫は自分で作り出せるんですよ。 |
でも、犬は老化とともに つくる能力が落ちてくると言われています。 |
ご存知と思いますが、ビタミンは水溶性と脂溶性に分けられます。 |
ビタミンC、B郡など水溶性は、過剰摂取をしても汗や尿として排出され、 |
問題がないと言いますか、もったいないのですが、脂溶性のビタミンD、 |
ビタミンAは適量を守ってください。摂りすぎで吐き気、頭痛の報告が |
あります。適量は、別ページに記載します。 |
ミネラルは、人間の体の3〜4%を構成しています。 |
体重が60kgという人を例にあげるなら、必須ミネラルの割合は、 |
カルシウム(Ca)1kg
リン(P)570g
カリウム(K)130g
硫黄(S)96g
塩素(Cl)73g
ナトリウム(Na)54g
マグネシウム(Mg)21gくらいと、なります。 |
こちらに、ミネラル(必須・微量)を、表で示しました。 |
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