血管が元気であることが、若い証拠と言います。 |
では、血管の老化とは、どういう状態を指すのでしょうか。 |
スムーズに血が流れなくなった血管を言います。 |
血管が弾力を失いますと、血流が悪くなります。と、言うことは、口から摂取 |
した栄養素が、うまく血管という道路を、血液と言うトラックに乗って運んで |
もらえなくなります。 |
血管が老化する原因には、食生活も大きく影響しています。 |
過ぎたるは及ばざるがごとしで、過剰な塩分、糖分、動物性脂肪が血管壁 |
を厚くし動脈硬化を起こします。活性酸素も原因、ストレスもそう、血管が |
老化する要因は、そこかしこにあります。また、たとえ血液さらさら 血圧も |
正常、もしくは低いくらいでも、食生活に偏りがあれば体に届ける栄養素 |
が不足し、細胞の活性化を助けることができなくなります。 |
今は大丈夫でも水面下では、よからぬことが起きています。 |
急にメタボリックシンドロームにはなりません。 |
長い間の生活習慣でそうなるのです。 |
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また、消化酵素の働きも栄養素を送り届けるのに、非常に重要な仕事を |
しています。腸内細菌もそうですね。 |
栄養素は、体内環境が整ってこそ、きちんと摂取され、不要なものは老廃物 |
として排出されていくのです。 |
今、その腸内環境がベターと仮定して、老化しない栄養の摂り方を、お話して |
いきます。 |
理想的な食材選びは、やはり 有害ミネラルを含んでいない素材を選ぶに |
尽きます。 |
では、そもそもミネラルとは、何でしょう? |
ミネラル |
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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栄養学においてミネラル (mineral) とは、一般的な有機物に含まれる元素(炭素・水素・窒素・酸素)以外に、生体にとって欠かせない元素のことを指す。無機質ともいう。糖質、脂質、蛋白質、ビタミンと並び五大栄養素の一つとして数えられる。 |
なお、日本においては厚生労働省によって 12 成分(亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・ヨウ素・リン)が示されており、食品の栄養表示基準となっている。
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ミネラルは、わかりました。では、それに有害とつくと、果て? |
その前に、有害化学物質として有名どころなのは? |
一番 まっ先に思いつくのは、活性酸素ですね。でも、これはなかなか防御 |
しにくいのです。喫煙、ストレス、長時間のデスクワーク、紫外線を浴びる |
などで過剰に体内で活性酸素が発生しますと、肌を老化させたり遺伝子を |
傷つけてガンになるとも言われています。 |
このほか、重金属があります。これは、ヘアダイやヘアカラーから浸入、 |
汚染された土壌や水からも知らず知らずのうちに吸収ししまいます。 |
こちらは、深刻です。神経や甲状腺の異常を起こすこともあります。 |
では、有害ミネラルに戻りますが、こちらは要は、体にとって欠かすことの |
できない栄養素なんだけど、前に書いたように 過ぎたるは・・・ということ |
になります。でも、乱暴な言い方をすれば、過剰に摂取してしまったものは |
出してしまえばいいと、言うことになりますが、そんなにうまくいくかどうかは |
わかりません。だったら控えた方が、よくないでしょうか。 |
乳酸が蓄積されると肩こりや、腰痛、冷え性の原因になります。 |
脂肪や糖も過剰に摂り過ぎると、血流がうまくいかなくなり、心臓病や |
動脈硬化をおこします。(上の文面と重複してしまいましたが・・・) |
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バランスの良い食事を取れる環境にいる人は、幸せです。 |
野菜や魚が好きという人は、幸せ度 高いと思います。 |
メタボリックシンドローム、骨粗しょう症の発症を遅らせることができます。 |
それは、野菜に含まれるファイトケミカルに期待があるためです。 |
ファイトケミカルとは? |
植物由来の化学物質です。えーっ 化学物質なの〜と、眉間にシワを |
寄せないでくださいね。どうも化学と聞くと人工的で有害のように感じて |
しまいがちですが、台所を見渡しただけでも化学物資は普通にあります。 |
お酢(酸性です)、水(中性です)、重曹(アルカリです)などがそう。 |
薬やサプリメント、健康食品、化粧品にも使われる化学物質ですが、所謂 |
純粋な物質としての研究はし尽くされている?は、言いすぎかもしれま |
せんが、食物、植物としての研究は現在進行形のようです。 |
そうそう、ポリフェノールという抗酸化物質として有名な化学物質があります。 |
赤ワインや、珈琲豆、ココアに含まれていますよーと、盛んに言われている |
のですが、これは植物が生合成する中で多少なりとも含まれるものなの |
らしいですよ。 |
フェノール性水酸基を分子内に持つ化合物の総称を、ポリフェノールと |
呼んでいるのだそうです。このポリフェノールは酸化還元電位が低く、 |
活性酸素やフリーラジカルを分解する作用があると言われていますが、 |
低いということは、酸化も還元も、自らは、どっちでも影響を受けやすい |
ということなのかなぁと、考えたりもしています。 |
長くなりましたが、本題にまいります。 |
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