| 安部元総理は、ご病気だったとか。見る人が見ると、とても老け込んで |
| おられるそうですよ。 |
| 特にそれは首に顕著に現れているようです。 |
| 一族父親は短命な家系なのだそうですね。心配ですね。 |
| そんな家系があるの？と、思いますが、これは遺伝子のなせる技で、まだ |
| 解明には至っていません。ただ、細胞の話で言うなら、個体によって（種） |
| 細胞が分裂増殖する回数が決められているのだそうです。 |
| 分裂をするのは、ＤＮＡの末端のテロメアと呼ばれる部分ですが、この数が |
| 寿命を決めている。つまり老化を決定づけているそうなのです。 |
| つまり、回数は人類みな共通であるのなら、早く老け込む人というのは、 |
| 分裂速度が速いということになるのでしょうか。 |
| 早老症というのは、その遺伝子レベルの疾患のようです。 |
| また、ステロイド治療をしている患者さんは、副作用として肌の老化が顕著 |
| なのだそうです。それは細胞の増殖が抑制されるからと聞いています。 |
| 人は、細胞のかたまり、タンパク質でできていると表現することがあります。 |
| 正解です。が、水分を抜きでは考えられませんし、細菌・・・それもかなりの |
| 数の細菌も構成員ではあります。 |
| 細胞の外の構成は、どうなっているのでしょう？ |
| 細胞と細胞をつなぐ役目のマトリックス。この成分は三つに分けられていて、 |
| おなじみのコラーゲン、エラスチン(繊維成分）や、プロテオグリカン、グルコ |
| サミノグリカン（非繊維質）と、これらと細胞をつなぐジョイントの役目の |
| ラミニン、ビトロネクチンなどがあります。 |
| 老化現象のひとつに、骨の変形や、血管の脂圧がありますが、これも |
| コラーゲンが関与しているようです。もっと言うと、コラーゲン単体というより |
| 細胞外マトリックスが、細胞に情報を与えたり、与えないという表現が正しい |
| か、どうかはともかくも、病気や老化を誘発、促進することがあるのではない |
| かと言われています。 |
| 健康食品や、サプリメント、化粧品を選ぶ時に非常に気になる成分。 |
| この中に、よく登場するコラーゲン。もちろん、コラーゲンだけではありません |
| が、そもそも人間の体の中にあるものを、補充していきましょうという意識 |
| には、アンチエイジングの願いが込められているのだと思います。 |
| 始皇帝、楊貴妃、クレオパトラに始まり、不老不死の願いは、限界を |
| 知らない勢いです。 |
| サプリメントのない時代、抗老齢化医療のない時代なら、とっくに消滅して |
| いた肉体と言う器も、今でこそ健康を保ち、社会参加してイキイキと輝いて |
| 生きていけます。 |
| この時代に生きている幸せを感じながら、心も体も元気で、周りの人や |
| 自分を愛し、ストレスともうまく付き合いながら、正しい細胞分裂をして |
| いきましょうね。 |
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首に顕著に現れる老化
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